SEIJI McCARTHY

「良い靴を履くだけで姿勢も良くなり胸を張れる。すると自分の個性や感性まで磨かれる。」 

 SEIJI McCARTHYはこの感動を幅広い世代のお客様に提供していきます。

抜群のフィット感を得られるオーダー靴 “SEIJI McCARTHY” について  

1. 踵:ホールド感が強く、足をつかむようなカーブに仕上げています。 

2. 土踏まず:土踏まずのアーチは、既成靴と比べ、より深く、より高く設定しています。  

3. フォルムパターン:フォルムのパターンについては、足の甲の部分(バンプライン)を木型のポールジョイントよりも少し後ろに設定しています。 


 作り込みや細部への拘りなど、これらの工程を行う事により、足に吸い付くようなフィット感が得られ、SEIJI McCARTHYが追求した靴が完成します。これら工場生産品では味わうことの出来ない丁寧な作り、吊り込みやステッチングによる絶妙な調整などが、よりクオリティの高い靴作りへと繋がります。


 ワールドフットウェアギャラリーとセイジ・マッカーシー氏との出会いは今から3年前の夏。神宮前本店2階のマエストロオーダーサロンに日本を代表する靴職人、柳町弘之氏が弊社オーナーに紹介したい人がいると、突然訪問されました。一緒に来店したのがセイジ・マッカーシー氏でした。弊社オーナーは少年のようにキラキラ輝かせた瞳のセイジ氏を、直ぐにマエストロオーダーサロンの常駐メンバーに受け入れたのでした。セイジ氏が手掛ける靴も見ず、その瞳の表情から伺える熱意や決心を信用したのです。

  それから3年の時を経て、セイジ氏の手掛ける靴もより洗練され、お客様の足に寄り添った心地良くフォルムの美しい靴に進化しました。


 上の画像に写るのはビスポークで使用する仮フィッティング用の靴です。本番同様の靴を作り入念にフィッティングを確認します。表からチェックするだけでなく、靴をカットし、靴の中でどこが当たるのか等も細やかに見て、実際の靴つくりに全て反映させます。この工程を踏むお蔭で、ビスポークの場合、ハウスラスト修正のMade to Measureよりもご愛用後、足に当たることが無くなるそうです。これらの経験により、最近ではMade to Measureもハウスラストを使用せず、お客様の足を計測しオリジナルラストをつくり形成するようにしたそうです。(Made to Measure:仮フィッティング無し)

 足の形に合わせつつも、バランスの良いエレガンスでクラッシックなカッコいい靴。姿勢が良くなり胸を張れる靴を目指すSeiji McCARTHY。セイジ氏はベストシューズがもたらす体験を提供したい、という想いが靴職人への原動力でした。

 私共スタッフは違う立場ですが、同じ空間で仕事をしています。マエストロサロンに立ち入る瞬間、赤いバンダナを頭に巻き、下を向いた真剣な表情のセイジ氏を見かけます。どの瞬間に入っても、ひとり靴と向き合い、真摯な姿です。ものづくりとは、陰でどれだけ可能性を追求し対象と真剣に向き合えるのか。お客様の喜ぶことに全身全霊を傾け集中できるのかに尽きるのだと、再認識する日々です。 フルハンドの靴には、時間を掛けて込められた想いやエネルギーが、新たな生命を生み出すように履く人と一体となり生活にも活力が溢れそうです。 スーツなど誂える御方は足元もフルハンドシューズで、最高のバランスでスタイリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

サンプルモデル紹介

パンチドキャップトウ

どんな場面にも対応できる基本となる一足。

イミテーションブローグ

もともとカジュアルなイメージのブローグスタイルをスクエアトウとイミテーションブローグにアレンジして、よりシャープな一足に仕上げています。

ブラインドブローグ

 ブローグをなくすことで線の美しさが強調され、エレガントな印象になっています。

アデレードクォーターブローグ

普通のオックスフォードと違い、ユニークなフェイスパターンにより、オリジナリティ溢れる一足に仕上げています。

2アイレットダービー

カジュアルなモデルであるダービーから装飾性を省くことで、木型本来の美しさが際立ち、洗練された仕上がりになっています。

シングルモンクストラップ

木型本来の美しさを最大限に引き出したデザインに。アクセントのバックルが上品に際立つエレガンスカジュアルな一足です。

取り扱い店舗:神宮前本店

価格

Made-to-Order   26万円(税別)   純正シューツリー付 

Made-to-Measure  28万円(税別)から 純正シューツリー付 

Bespoke      38万円(税別)  純正シューツリー付


instagramはこちらから 

 実際にお客様からオーダーいただいた靴もご覧いただけます。


2018/12/9更新

World Footwear Gallery Official BLOG

1979年の創業以来、世界中の本格靴を中心に皮革製品のご紹介を通し靴文化を始めとする細やかなライフスタイルのご提案に努めています。ここでは靴の魅力や役に立つ情報を配信予定。イベントや商品についての最新情報は公式HPをご覧ください。

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