俺のブルースエードシューズは踏んでくれるなよ

 オリエンタルのJOSEPHの新カラーであるネイビーブルースエードの靴を店頭で見ていて、ふと思い出しました。エルヴィス・プレスリーの「BLUE SUEDE SHOES」という曲を。 アメリカのロカビリー・シンガー、カール・パーキンスの曲で、1956年に発表、2週連続全米第1位を獲得しました。 同年9月にエルヴィス・プレスリーがカバーし、全米第20位を獲得。「ローリング・ストーン」誌が選ぶ最も偉大な500曲で、カール・パーキンスのバージョンは第95位、エルヴィス・プレスリーのバージョンは第430位となっています。

  曲の内容を端的に紹介しますと、「俺に何をしてくれても構わないけれど、俺のブルースエードの靴だけは踏んでくれるなよ」というものです。今でこそメジャーなジャンルとなったロックですが、当時としては不良文化そのものでした。「このブルースエードの靴を踏むなよ」という歌詞には、ロックンローラーとして、自分自身のこだわりを貫き通すという主張が意味として込められているのです。 

 この時代、どれだけ多くの方が自分のこだわりを貫き通しているのかわかりません。 こだわりを持つことさえ、ナンセンスだと捉えかねられない時代かもしれません。しかし、それは無味無臭、味気ない人生だと感じます。

  こだわりを持ちたいという方に対し、ワールドフットウェアギャラリーでは皮革製品を通して、皆様の「こだわり」をバックアップできるよう努めてまいります。

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