Oriental goodyear collection 新作紹介【ORIENTAL Goodyear Collection 新作① 】 2019年春夏、オリエンタルのローファーのラスト(木型)をアップデートしました。ボリューム感が特徴で、アメリカ・イギリス靴に通じる王道の形をしたラストで作っています。このラストでコインローファーとタッセルローファーの2モデルを作成しました。 まずご紹介するのは、タッセルローファーのBLACKWELL(ブラックウェル)です。より高級感を感じさせるひと手間である、革のツイストも施したタッセルになっているため、見た目にスマートさを自然に演出できるようになっています。 また、見た目の部分にも一工夫をしています。ノーズの長さを程よくとったことにより、タッセルロ...22Feb20192019SSORIENTAL日本靴商品紹介
モンクストラップのお話 モンク(修道僧)が履いている靴がその名の由来ということは有名ですが、実際に見たことはないという方が多いのではないでしょうか。実際に修道僧を見かけたり映画で見たりしても、地面に着きそうな位長い丈の衣装に隠れて見えない事がほとんどですから無理もありません。もちろん、自分の足元をSNSにアップしてくれる修道僧もいませんね(笑) 以前、修道院で実際に拝見したところ、その靴は、外羽根式のモンクストラップとは構造を異にするもので、構造としてはローファーで、甲の部分に調整用のストラップと大きな四角いバックルが付いてる感じでした。 私の個人的なモンクストラップ体験をお話しすると、最初は黒のホーキンス(現在の物とは違い、19...17Jan2019ORIENTAL日本靴スタッフブログ商品紹介
鹿革の靴 鹿革は牛革と大きく違う特徴がいくつかあります。 ①.丈夫で、柔らかく、滑らかな肌触り 鹿革は非常に丈夫な素材でいながら、キメが細かいのでしっとりとした肌触りがあるのが特徴です。さらには革そのものが柔らかいため、履き馴染みにも時間を要しません。 ②.水に強くて通気性に優れている 吸水性や保湿力が高いので水にも強く、濡れても変形しにくい特徴があります。通気性もいいので、蒸れにくいという特性もあります。③.古来より日本では鹿革を用いてきました 現在は牛革に比べると馴染みがありませんが、非常に優れている特性から日本では古くから鹿革が用いられました。 鹿革は適度な伸縮性を持っているので、数年間 お手入れをしなくてもしなや...14Oct2018ORIENTAL日本靴お客様の靴スタッフブログ
俺のブルースエードシューズは踏んでくれるなよ オリエンタルのJOSEPHの新カラーであるネイビーブルースエードの靴を店頭で見ていて、ふと思い出しました。エルヴィス・プレスリーの「BLUE SUEDE SHOES」という曲を。 アメリカのロカビリー・シンガー、カール・パーキンスの曲で、1956年に発表、2週連続全米第1位を獲得しました。 同年9月にエルヴィス・プレスリーがカバーし、全米第20位を獲得。「ローリング・ストーン」誌が選ぶ最も偉大な500曲で、カール・パーキンスのバージョンは第95位、エルヴィス・プレスリーのバージョンは第430位となっています。 曲の内容を端的に紹介しますと、「俺に何をしてくれても構わないけれど、俺のブルースエードの靴だけは踏んでくれるなよ」という...08Oct2018日本靴ORIENTALスタッフブログ商品紹介
ORIENTAL 1957年に奈良県で設立したオリエンタルシューズは、当初グッドイヤー製法をメインとしたファクトリーでした。機械化が進み量産体制が敷かれてきた現在、原点に立ち戻り、今の世代が今の感性で再構築したのが新生「Oriental」です。イギリスやイタリアに負けないファクトリーブランドとして確固たる地位を獲得する、その決意が靴にこめられています。 デビューから3年の新しいブランドではありますが、目下急成長し続けており、靴好きの方から今まで本格靴を履いた事がなかった方まで様々なお客様に愛されています。 生産者が誇りを持ってお届けするファクトリーブランド「Oriental」に足を包まれてみてください。 〈グットイヤーマッケイライン〉 「ビスポー...01Feb2016日本靴ORIENTALブランド紹介